十和田銀山ライブカメラは、秋田県小坂町十和田湖の銀山に設置された十和田(御倉山・御鼻部山)・十和田湖が見えるライブカメラです。火山カメラ画像を2分おき更新し過去画像も配信。気象庁によるライブ映像配信。地震計・空振計・傾斜計・GPS・遠望カメラの位置も掲載。
銀山から十和田が見えるライブカメラ。
ライブカメラ映像情報
上空の天気や空模様、国道などの道路の路面状況、河川の水位など、現地の様子をリアルタイムによる生中継または録画による静止画で確認する事ができます。
ライブカメラの映像先・方向
- 十和田(御倉山・御鼻部山)
- 十和田湖
地震計・空振計・傾斜計・GPS・遠望カメラの位置
十和田の概要
先カルデラ成層火山群、十和田カルデラ、後カルデラ成層火山・溶岩ドームからなる。約20万年前から活動を開始し、玄武岩質安山岩~デイサイト質の度重なる溶岩の流出と爆発的噴火によって先カルデラ成層火山群が形成された。その後、約5万5千年前頃からカルデラ形成期に入り、それまでより規模の大きなプリニー式・マグマ水蒸気噴火を繰り返すようになった。比較的規模の大きな火砕流噴火は少なくとも3回発生した。約5万5千年前には安山岩~デイサイト質の奥瀬火砕流、約3万6千年前には流紋岩質の大不動火砕流、約1万5千年前にはデイサイト~流紋岩質の八戸火砕流が発生し、これらの噴火の結果、直径約11㎞の十和田カルデラが形成された。後カルデラ期では、約1万5千年~1万2千年前の間に、カルデラ内南部において断続的な溶岩の流出と爆発的噴火が発生し、小型の玄武岩質安山岩~安山岩質成層火山(五色岩火山)が形成された。その後、主にデイサイト~流紋岩マグマの活動へと移行し、西暦915年までの間に少なくとも8回の爆発的噴火を行い、五色岩火山の山頂部に直径3㎞の中湖火口 (現在2つの半島に囲まれている中湖(なかのうみ))が形成された(Hayakawa, 1985; 松山・大池, 1986; 中川・他, 1986; 工藤・佐々木, 2007; 工藤, 2008, 2010a)。また、後カルデラ期においては、御倉山(おぐらやま)溶岩ドームと御門石(みかどいし)溶岩ドームが形成された。御倉山溶岩ドームは、約7600年前に五色岩火山北東山腹で発生したマグマ水蒸気噴火に引き続いて形成された(工藤, 2010a)。御門石溶岩ドームは、大部分が湖中に没しているため、その形成時期については未詳であるが、後カルデラ期を通したマグマ組成の時間変化傾向から、12000年前~2800年前の間のいずれかの時期に形成されたと推定されている(工藤, 2010b)。構成岩石のSiO2量は51~74 wt.% である(Hunter and Blake, 1995; 工藤, 2010a)。
気象庁ホームページより
ライブカメラ概要
名称
十和田銀山ライブカメラ
URL
https://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/tokyo/volcam/volcam.php?VC=20401
設置先情報
設置先名称・所在地
銀山
秋田県小坂町十和田湖
設置先周辺地図
衛星写真・上空
ライブカメラ映像情報・操作・機能
配信種類
静止画
配信時間・配信期間
24時間365日
配信方法
独自配信
更新間隔
2分
カメラ方向切り替え
不可
カメラ拡大・縮小
不可
過去の映像・画像
あり
配信・管理
気象庁
備考
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