神奈川県箱根町を中心に神奈川県と静岡県にまたがる火山の総称である「箱根山(はこねやま)」のライブカメラ一覧。箱根山の山頂・山麓をはじめ、展望台・展望施設などの眺望スポット、登山道などをライブカメラにて確認可能です。
神奈川県
箱根町
設置先:大涌谷(神奈川県箱根町仙石原)
撮影先:箱根山
設置先:宮城野(神奈川県箱根町宮城野)
撮影先:箱根山
設置先:箱根峠(神奈川県箱根町箱根)
撮影先:箱根山
設置先:大涌谷くろたまご館(神奈川県箱根町仙石原)
撮影先:箱根山・大涌谷・冠ヶ岳
設置先:春山荘地内(神奈川県箱根町仙石原)
撮影先:箱根山大涌谷
概要
北緯 35°14′00″ 東経 139°01′15″ 標高 1,438m (神山)(三角点・冠ケ岳)
カルデラ火山であり、カルデラはおおよそ東西 8km、南北 12km、外輪山は玄武岩~安山岩 の成層火山群からなる。前期中央火口丘(新期外輪山)は安山岩~デイサイトの溶岩および 溶岩ドームからなる。後期中央火口丘は安山岩で、成層火山である神山や駒ヶ岳および二子 山などの溶岩ドーム群からなる。主峰の神山の 北側に活発な噴気地帯である大涌谷と早雲山があり、駒ヶ岳東麓にも湯の花沢・硫黄山噴気 地帯がある。噴火の歴史記録はないが、噴気の活発化や、崩壊・土石流がしばしば発生する ほか、群発地震が観測される。最新のマグマ噴火では、神山の北側斜面に溶岩ドームが貫入 して現在の冠ヶ岳が形成された一方、山体崩壊により岩屑なだれが発生。岩屑なだれ堆積物 は早川をせき止めて、芦ノ湖が現在の形になった。その後、大涌谷周辺で数回の水蒸気爆発 があったことが地質調査により知られている。安山岩・デイサイトの SiO2 量は 55.6~67.8 wt.% である。玄武岩の SiO2 量は報告されていないが、流紋岩の SiO2 量 76.5 wt.% が報告さ れている。
出典:気象庁ホームページ