伊豆半島の東部にある火山及び東方沖の海底火山からなる単成火山群である「伊豆東部火山群(いずとうぶかざんぐん)」のライブカメラ一覧。伊豆東部火山群の山頂・山麓をはじめ、展望台・展望施設などの眺望スポット、登山道などをライブカメラにて確認可能です。
静岡県
伊東市
設置先:大原(静岡県伊東市大原)
撮影先:伊豆東部火山群
設置先:大崎(静岡県伊東市)
撮影先:伊豆東部火山群(大室山)
概要
北緯 34°54′11″ 東経 139°05′41″ 標高 580m (大室山)(三角点)
北緯 34°59′37″ 東経 139°07′48″ 水深-118m (手石海丘(火口最深部))
伊豆半島東部地域に密集する玄武岩~流紋岩質の多数のスコリア丘・タフリング・マー ル・溶岩ドームなどの小火山体と、それにともなう溶岩流・降下火砕物・火砕流・火砕サー ジ・ラハール堆積物(東伊豆単成火山群)、ならびにこれらの東方海域に密集する多数の海 底火山(東伊豆沖海底火山群)の総称である。陸上部分については玄武岩~安山岩質火山の うち最大のものは大室山、デイサイト~流紋岩質火山のうち最大のものはカワゴ平である。 海底火山群については火山数、岩石の種類、活動年代等不明なことが多い。火山群は、この 地域の広域応力場を反映して、北西~南東へ並ぶ配列がいくつも重なっている。玄武岩~流 紋岩の SiO2 量は 48.3~73.0 wt.% である。
この地域では、1930 年に群発地震が発生して以降、しばらく活動を休止していたが、1970 年代後半頃より群発地震活動が再開し、1989 年7月には、群発地震とともに伊東市沖の手石 (ていし)海丘で有史以来、初めての噴火があった。
出典:気象庁ホームページ