北海道・洞爺湖の南に位置し、山頂は壮瞥町、山体は洞爺湖町・伊達市にまたがっている「有珠山(うすざん)」のライブカメラ一覧。有珠山の山頂・山麓をはじめ、展望台・展望施設などの眺望スポット、登山道などをライブカメラにて確認可能です。
北海道
壮瞥町
設置先:有珠山ロープウェイ有珠山頂駅(北海道壮瞥町昭和新山)
撮影先:洞爺湖・有珠山洞爺湖展望台・昭和新山・中島
設置先:北海道壮瞥町東湖畔
撮影先:有珠山
洞爺湖町
設置先:北海道洞爺湖町月浦
撮影先:有珠山
室蘭市
設置先:特別養護老人ホームみたらの杜(北海道室蘭市絵鞆町)
撮影先:白鳥大橋・内浦湾・室蘭港・有珠山・駒ヶ岳・羊蹄山・鷲別岳(室蘭岳)・カムイヌプリ
概要
北緯42°32′38″ 東経140°50′21″ 標高733m (大有珠)(標高点)
北緯42°32′33″ 東経140°51′52″ 標高398m (昭和新山)(標高点)
北緯42°32′39″ 東経140°49′51″ 標高669m (有珠新山)(三角点・有珠岳)
約1~2万年前に洞爺カルデラの南壁上に生じた成層火山と溶岩ドーム群で、直径約1.8kmの外輪山を持つ玄武岩-玄武岩質安山岩の成層火山と、その側火山(ドンコロ山スコリア丘)及び3個のデイサイト溶岩ドーム(小有珠、大有珠、昭和新山)と多数の潜在ドーム(西山、金比羅山、西丸山、明治新山、東丸山、オガリ山、有珠新山、2000年隆起域ほか)から構成される。 7000~8000年前に山頂部が崩壊して、南側に岩屑なだれが流下した(善光寺岩屑なだれ)。その後、長い休止期を経て1663年に活動が再開した。以降、山頂部では流紋岩―デイサイト質マグマによる軽石・火山灰を噴出する噴火を繰り返し、火砕流や火砕サージも発生した。1910年以降は山麓でもマグマ水蒸気噴火や水蒸気噴火が発生し、火口から火山泥流の流出が起こる場合もある。活動中には、粘性の高いマグマが上昇して溶岩ドームや潜在ドームを形成する場合が多い。噴火の前兆として有感地震多発や顕著な地殻変動を生じる特徴がある。。構成岩石のSiO2量は49.3~73.1 wt.% である。
出典:気象庁ホームページ